甥の結婚式で仙台へ。

8月31日

兄の長男、甥の結婚式があって、仙台へ。

 

東京駅で津田沼に住む長女と子ども二人と合流。4人席に4歳5歳を含めて5人で坐る。

次女のところは、下の子が生まれて3か月、まだ動けない。

 

はやぶさ。仙台まで1時間半。全席指定の触れ込みだが、デッキに何人か立っている。

 

立ち席特急券があるとのこと。

 

込んでいて仙台以北に急ぐときは便利だけど、上野と大宮しか停まらないというのも不便と云えば不便。

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狭い座席できょうだいひともめふたもめ、何か食べていると静かなのだが。

 

仙台、快晴。横浜より少し涼しいか。

 

わたしのほうは甥、姪が二人ずついる。結婚式は久しぶり。

 

新郎の甥は今年41歳。新婦は34歳。

 

男の満41歳はかぞえの厄年。いいおっさんのイメージだが実物はとにかく若い。背も高く太ってもいない。派手めのタキシード姿を見て、孫5歳女子は「王子様みたい!」。

新婦も若く美しい。

 

緊張が伝わってくる兄のスピーチで会はおひらきに。

 

遠くから来た親戚、友人総勢30数名で秋保温泉泊。岩沼屋(1625年開館)という古い旅館。

秋保温泉古墳時代に存在していたと言われる。

歴史にはっきり表れるのは欽明天皇(在位531年~539年)のころだとか。天皇が重い皮膚病に罹患、秋保のお湯を都まで搬送させ沐浴したところ快癒したことから「秋保の湯」が世に知られるようになったという。

 

都まで東北から湯を搬送ってほんとうかな。800㌔も離れているけど。

そんな勢力が欽明天皇にあったのか?

 

子どもたちが走り回るうたげだが、大人の声は遠慮気味。初対面の人が多いせい。

新婦のご両親とお話しする。

山形在住。会津と近接しているせいか、どこか言葉が懐かしい。また新しい親戚ができたことになる。

 

 

岩沼屋は廊下などのいたるところに、刀や書、陶磁器など古いものがたくさん展示してある。

浴場への行きかえりに見学。

 

新しいものでは、佐藤忠良の小さなバンカラ学生像が無造作に飾ってある。触(さわ)れる。

 

十三代今右衛門の大ぶりの色鍋島も(たぶん)。その隣りに堂々としたこれも大ぶりの白磁のつぼ。当然、触れない。

 

骨董や焼き物はよくわからないが、風格のようなものは感じる。説明が書いてあるからかもしれないが。

 

ふたつの大浴場もかなり大きい。太い材木をふんだんに使った木組みの天井。重厚。

最近では珍しい”夜通し営業”。

朝4時に入ったが、出るまでずっと一人だった。

 

私たちがいないと食欲が減退してしまう”らい”を家に置いているので、ゆっくりはできない。午前中に親類縁者と別れて仙台へ。また5人ではやぶさ

 

最前部をかたどったはやぶさ弁当を食べて上機嫌の孫男子4歳は、東京駅で起こされて不機嫌。

荷物があるので総武線の電車まで送るが、機嫌は直らない。

ネックスの写真を撮ってようやく機嫌をなおしたとか。

 

 

総武線のフロアで異なものを発見。

証明書用の写真を撮るブースかと思ったら、「ステーションデスク」というものらしい。

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「働く人の”1秒”を大切に」というのがコンセプトだと、置いてあったリーフレットに書いてある。

15分250円で借りるレンタルスペース。1人用2人用とある。事前予約が原則。

 

わずかなスペースでも商売にしようというJRのあきんど根性。

 

忙しくない人も、忙しいような気になって使うのかもしれない。

市場の開拓?

 

山手線、田園都市線を乗り継いで32時間ぶりに南町田。

仙台に比べ気温は変わらないが湿度が高い。

バスは休日時間、インターバルが長い。タクシーはその分盛況。待ち人多し。

 

炎天下、立って待つか?歩いて家に近づくか?