東京・三田でカラスの襲撃を受ける。

6月1日
15:00。三田で愛知のOさんとN社のEさんと3人の打ち合わせ。都営三田線を降りて地上に出る。すると方角が分からなくなる。いつものこと。地図をみながらビルの谷間を歩く。遠くに慶大東門前の信号が見える。

 

ほっとしたとたん、アタマの上に何かがバサッと落ちてきた。

 

けっこうな激しい衝撃。はりせんで頭頂部を激しくたたかれた感じ。

 

バサバサと飛び去るカラス。思わず頭を押さえる。痛くもなく、出血もしていない。

周りに人はおらず、標的は私だけのようだ。

 

びっくりしながら防御の体制をとる。といってもかばんを頭の上に乗せただけだが。。

 

カラスの襲撃を受けたのは初めて。

f:id:keisuke42001:20190604172215j:plain

「カラスは繁殖期(4月上旬から7月下旬頃)に、卵やヒナを守ろうとする野生の習性から威嚇行動をするようになり、通行人を襲って怪我をさせる場合があります。」

とのこと。母親は子供を奪われないかと過敏になっている。

 

「カラスは以下のような巣に近づく人を監視対象者として認識するそうです。監視は対象者が縄張りを出るまで続くと言われています。
巣付近で立ち止まった人
巣に目を向けた人
巣の側で大声を出す など」

 

私は巣を見たわけでもなく、大声も出していない。となると、地図を見るために立ち止まったのがいけなかったのか。

 

毎年この時期、区役所や市役所に「カラスに襲われた!」と駆け込んでくる人が増えるそうだ。時にはけがをする人もいる。私は威嚇されただけで済んだ。まさかこんな大都会で動物に襲われるとは。

 

中華喫茶・白十字が見つからない。慶応仲通り商店街の中をぐるぐる歩き回ってようやく発見。二度ほど通り過ぎていた。

 

最後にムック本の4冊目『日本の教育はどうなるか』を3人でつくったのは2009年のことだ。もう10年が経つ。お会いするのはお二人とも3年ぶり。老けた感はほとんど感じない。

いつもながらまとまりのない雑談を1時間して、あとはメールで、で終わる。

ならば会わなくてもと思うが、顔を合わすことで湧いてくるモチベーションもある。

 

Oさんは慶応で勉強会があるという。私とEさんは仲通り商店街の探索に向かう。

f:id:keisuke42001:20190604170910j:plain

『ニュー一番』のなつかしい味のラーメン。

 


6月2日
今日で一人暮らしが終了。

紘人もずいぶんしっかりしてきて、母親も体調が回復してきた。ここらでいったんひと区切りをつける。

クルマを交換して娘のところのクルマをうちの駐車場に置いてあったので、つれあいを送りがてらA君がクルマを取りに来る。玄関のドアを開けて大好きな二人が顔を見せたとたん、らい思い切り興奮。狂喜乱舞。ぴょんぴょん飛び上がって喜ぶ。


A君のお父様から、ご自分で打ったという能面を紘人誕生の記念にいただく。節木増。

暁人が誕生した時には獅子口をいただいた。こういうのを玄人裸足というのだろう。

お母様も陶芸に打ち込んでおられて、お二人とも趣味のレベルを超えた作品を私たちにくださる。

私たちには、あげるものが何もない。

 

f:id:keisuke42001:20190604171630j:plain