休映、休診におちこむ・・・。キネマ旬報ベスト・テン発表。

今朝、5.8℃という外気温を見て、少し薄着で出かけた。河畔に出るとそれほど強くはないが、冷たい北風が吹いている。気温が1~2℃でも、風がなく日が出ていると暖かいのだが、今朝は日は出ているが、思いのほか風が冷たい。

 

それでも町田一番さんはいつものように歩いている。

 

今朝はカワセミには遭遇しなかったが、メジロを見つけた。

軒先にみかんを置いてメジロを待つお宅。スマホでワンショット。

春告げ鳥といわれるメジロ

メジロ、今年はまだ見ないねえ」と話したのは昨日だったか。

シジュウカラと同じような小さなからだで、枝の間をちょんちょんと渡っていく姿はほほえましいものだ。

 

このところ映画館にご無沙汰している。日記を見ると1月18日が最後。この時見た2本もまだブログに書いていない。

 

実は1月28日に新百合ヶ丘アルテリオ映像館に行った。

楽しみにしていた岸井ゆきの三浦友和の『ケイコ、目を澄ませて』を見るために勇んで出かけたのだった。

昼時から始まる『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界完全版』を見て…と考え、駅前の旭川ラーメン大雪軒で昼をすませ、歩いて5分ほどのアルテリオ映像館へ。

フロアががらんとしている。

まさか・・・。

月曜日。ここは映画館にしては珍しく「休映日」があるのを忘れていた。2週前に上映時間だけを確認。再確認をしなかった。

だからまだ『ケイコ、目を澄ませて』は見ていない。

そしてその5日後、キネマ旬報賞が発表になった。1位だった。

結果を見る前に見ておきたかった。ショックというわけではないが、それからなかなか足が映画館に向かない。

 

こういう不注意が年に1,2度ある。Mさんに言わせると「けっこう細かいのにポカをするときがある」。

それなのに、わずか3日後にも同じことが。

12月から行こうと思いながら、なかなか行けなかった眼科の定期検診。

意を決して、今日こそと思い出かけた。1日水曜日の午後。

ここでも休診の札が待っていた。

注意力散漫。休診は木曜日と思い込んでいた。この眼科は水曜の午後、木曜、土曜の午後、日曜合わせて3日分休む。

2度も続くと、これも老人性のアレか、と考える。気力が萎える。

映画館と違ってこちらはすぐにリベンジ?。視力検査に眼底検査や視野検査、最後の診察まで2時間かかって診療所内を動き回りった結果、さいわい症状の悪化はなく、薬剤もいらないとのこと。3か月に一度来なさいといわれている検診が、結果的に6か月に1度になってしまったが。

 

ところでキネマ旬報のベストテン。

第1位(日本映画作品賞) ケイコ 目を澄ませて

第2位  ある男

第3位  夜明けまでバス停で

第4位  こちらあみ子

第5位  冬薔薇(ふゆそうび)

第6位  土を喰らう十二ヵ月

第6位  ハケンアニメ!

第6位  PLAN 75

第9位  さがす

第9位  千夜、一夜

 

文化映画(ドキュメンタリー?)は

第1位(文化映画作品賞) 私のはなし 部落のはなし

第2位  香川1区

第3位  たまねこ、たまびと

第4位  教育と愛国

第5位  スープとイデオロギー

第6位  愛国の告白—沈黙を破るPart2—

第7位  牛久

第8位  焼け跡クロニクル

第9位  失われた時の中で

第9位  北のともしび −ノイエンガンメ強制収容所とブレンフーザー・ダムの子どもたち−

 

 

映画の見方はいろいろだから、別に文句はないのだが、気持ちとしては

 『マイブロークンマリコ』  『ベイビーブローカー』 がどこにも触れられていないのは少し不満。

 

外国映画賞は

第1位(外国映画作品賞) リコリス・ピザ

第2位  トップガン マーヴェリック

第3位  パラレル・マザーズ

第4位  クライ・マッチョ

第5位  アネット

第6位  コーダ あいのうた

第7位  ベルファスト

第8位  ウエスト・サイド・ストーリー

第9位  戦争と女の顔

第10位  あなたの顔の前に

 

このうち見たのは7本。渋いセレクトと思ったのは、ホン・サンスの『あなたの顔の前に』。この監督の独特な作風は嫌いじゃないけれどちょっと意外。

 

『親愛なる同志たちへ』『カモンカモン』『マヤの秘密』『グレイトインディアンズキッチン』『白い牛のバラッド』『メイド イン バングラデッシュ』などもっと注目されていい映画もあったのだが…。