若葉台団地の秋の花火大会。思わぬ目の保養に。

映画もそうだが、数日前のことを忘れてしまわないように、このブログを活用している。日記でいいではないかとも思うのだが、手書きの日記は、手書き自体が億劫になっているせいか、書いていても先を急いでしまいぞんざいになってしまう。ブログがぞんざいでないとは言えないが、キーボードならば訂正も加除も簡単だから長続きするようだ。それに数は少なくても誰かの目に触れるのも緊張感があっていいのかもしれない。

 

19日の土曜日。午後、パソコンで(が)お世話になっているFさんに来てもらう。先月WindowsからMacへの転換を決め、中古のMacnoteとiPadを購入した。しかしすぐに熟達することなど不可能なので、授業資料作りのためにWindowsはそのまま残し、当面両方使うようにしている。そのMacで複数あるアカウントのうち1つのアカウントが急にメールを受信しなくなってしまった。それをみてもらうために来ていただいた。

2時間以上かかり、メールの受信とカレンダーの共有(二人のスマホiPadMac)、ソフトの使い方なども教えてもらった。

Fさん、本業は音楽関係。ここには書かないが、広告関係のよく知られた音楽もつくっている。ひょんなことから知り合って、困ったときのFさん、もう何度も来てもらってる。Macへの格安での乗り換えも全面的にお世話になった。

 

16時半ごろに修理は終了。

 

今日最大のイベントは、友人のAさんが住む若葉台団地の花火大会。毎年夏に催されてきたこの花火大会(近在に住んでいながら全く知らなかったのだが)。コロナ禍の影響で2年間中止になり、今年3年ぶりに秋に開催されることのなったという。先日のバンドネオンのコンサートの時にAさん夫妻と一緒になり、その話題になった。

すると土曜日の午前中に、駐車場への案内図と見取り図がAさんから送られてきた。例年かなりの数のクルマが集まり、団地周辺がかなり混雑するとのこと。そのためAさんが私たちのために駐車スペースを一台分確保してくださったのだ。

Aさん自身は、この日団地の自治会の仕事で警備を担当するという。そんな中、私たちのためにわざわざ便宜を図ってくださった。いつもながらの気配りに甘えさせていただくことにした。

 

近くで花火を見るのはいつ以来だろう。

 

駐車場から歩いて10分ほど。イトーヨーカドーの近くの広場が格好の見物席。私たちは歩道橋の一角に空きを見つけて陣取る。歩道橋はまさに鈴なりだ。

 

若葉台団地は70年代に神奈川県住宅供給公社が開発した敷地90㌶計画人口25000人の巨大団地。

現在でも15000人が住む。多くの木々をふんだんに配したつくりは、歩いていても森の中を歩いているようで、気持ちがいい。

 

団地で花火大会を催しているところは日本全国でもあまりないだろう。そのせいか近隣の人たちもこれを楽しみに集まってくる。

30分ほど前に着いたのだが、続々と人が集まってくる。さすがに浴衣姿の人は少ないが、若者、子どもの姿が目立つ。

 

花火は、団地の奥の方で打ち上げられるらしい。

17時30分。最初の花火が打ち上げられる。腹の底に響く低音が何発も続く。まだ青みを残している夜空に大輪の花火が次々と。

以降30分間、間断なく打ち上げられる花火に何度も歓声があがる。

 

写真ではそれほど大きく見えないが、実際はすぐ目の前で上がっている。

 

この時期に花火を満喫できるとは思わなかった。思わぬ目の保養となった。

Aさんに感謝である。