遅ればせながら『トップガン マーヴェリック』観終わって何が残るか、なんて関係なし。2時間11分、ただただひきずりこまれる。すごい・・・トム・クルーズ。

映画の備忘録。簡単に。

9月13日、グランベリ―パーク109シネマズで

トップガン マーヴェリック』(2022年製作/131分/アメリカ/原題:Top Gun: Maverick/監督:ジョセフ・コジンスキー/出演:トム・クルーズほか/日本公開5月27日)

トム・クルーズを一躍スターダムに押し上げた1986年公開の世界的ヒット作「トップガン」の続編。アメリカ海軍のエリートパイロット養成学校トップガンに、伝説のパイロット、マーヴェリックが教官として帰ってきた。空の厳しさと美しさを誰よりも知る彼は、守ることの難しさと戦うことの厳しさを教えるが、訓練生たちはそんな彼の型破りな指導に戸惑い反発する。その中には、かつてマーヴェリックとの訓練飛行中に命を落とした相棒グースの息子ルースターの姿もあった。ルースターはマーヴェリックを恨み、彼と対峙するが……。主人公マーヴェリックをクルーズが再び演じ、「セッション」のマイルズ・テラー、「ビューティフル・マインド」のジェニファー・コネリー、「アポロ13」のエド・ハリスが共演。さらに前作でマーヴェリックのライバル、アイスマンを演じたバル・キルマーも再出演する。「オブリビオン」のジョセフ・コジンスキーが監督を務め、「ミッション:インポッシブル」シリーズの監督や「ユージュアル・サスペクツ」の脚本家として知られるクリストファー・マッカリーが脚本に参加。(映画ドットコムから)

 

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卒業生のKさんは、今年たぶん57歳になる美容師。中学生のころから明朗、快活な人だったが、今に至っても全くかわらない。6人で組んでいるクラスLINEで

トップガン、観てきました。しかも4Dです。初めての4D!!椅子が動いたり風が来たり!結構忙しいです。常にドキドキで、手に汗握り、映画の中に入り込んだ気分でした。面白い体験をしました。ディズニーランド状態です。・・・」とこのあと、4Dでの鑑賞を事細かに報告、するとKBさんが『トップガン、I MAXで観ました。同年代の人が多かったですね。コロナ陽性で自宅療養中で、昔のトップガンAmazonプライムでみました。トム・クルーズ、カッコ良すぎです」と応じた。

 

5月に公開され、夏を越しても近くの109シネマでも、通常スクリーン、IMAX,  4DXで上映が続いている。

トム・クルーズは、別格。どんな映画だろうが見に行く。

いくら何でもそろそろ打ち切りが見えてくるのではなかろうか、と足を運んだ。

4DXは、水が飛んできたり、椅子が動くので、IMAXにした。

結果論だが、4DXの方がうよかったかもしれない。

 

マーヴェリックとは、はぐれ者とか一匹狼という意味らしい。

青年だったトム・クルーズが36年経って帰ってくる。

 

とにかく、なにからなにまで、よくできている。

非の打ち所がない。超本格的。2時間11分、ひきずりこまれる。

若者、恋愛、軍隊、戦闘機、作戦、国際政治…どれも過不足なくバランスがとれていてわかりやすい。そして誰も死なない。どんでん返しに次ぐどんでん返し。いくら何でも生きてはいないだろうと思うが、しっかり生きている。

観終わって何が残るか?そんなことより2時間11分、ただただひきずりこまれる。

年齢層、性別、階層、関係なく、多くの人がほぼ満足して見られるようにできている。

あとに「おもしろかったね!」だけが残る映画。なんとも言葉がない。贅を尽くして

徹底したリサーチの上にできている映画であることは想像がつくが、驚くのはその大元を支えているのが、トム・クルーズという俳優のキャラクターと演技だということだ。

 

この映画、コロナの最中に映画が出来上がったというが、トム・クルーズは配信にはせずに、劇場公開にこだわったという。

これぞ劇場ならではの映画。

 

 

今日10月5日現在、109シネマズは4DXと通常スクリーンで3回上映。まだ続きそうだ。