今朝(25日)、起きたのは5時少し前。
きのうの夜の帰宅は21時半前。遅かった。二人で映画2本見て、ビールを呑んで帰ってきた。同じ”恵比寿BAR”でも支店のよってビールの美味さがかなり違うと思った。4回目のワクチン接種のあとに寄った新横浜の恵比寿BARで吞んだビールはもっとうまかった。だからじゃないけど、帰宅後に少し酒を追加。起床の遅れはそのせいか。
22日は月曜日だったが、全学労組の文科省交渉に出かけた。
いつもは1時間の枠が今年から2時間に。紹介議員の福島瑞穂さんも途中中抜けをしながらしっかりつきあって発言もする。自然で素敵な人だ。社民党は紛れもない弱小党派だが、人の魅力には弱小も何も関係ない。
いつも通り、私からも一言居士の発言。若い官僚たち、すこし慌てた顔をしていた。
この日、新橋で反省会。会場?は、今朝4時半にTBSで紹介されていた「朝からやっている焼き鳥屋」へ。行ったら何のことはない24時間営業。鳥皮焼だけが山のように出た。
関西の友人が弟さんを連れてきていた。
「ほら、皆さんに買ってもらうんだろ?」と兄が催促すると弟は、彼が書いたという『困ったら迷わず活用 さあ、生活保護を受けましょう!』をおずおずとカバンから出す。6,7冊が一気に売れる。
オビには、「無理しない!がんばりすぎない! ベテランケースワーカーが教える受給マニュアル」とある。
ウラには、
「本書は、生活に行き詰まった友人・知人に、生活保護制度についてたずねられたら『私ならこんなふうにおおざっぱに説明するだろうな』ということを想定してまとめました。
①生活保護は正当な『権利』であり、何ら恥ずべきではないこと、
②生活保護の申請はさほど難しくないことなどをわかりやすく記述したつもりです。」
巻末の著者紹介にはこうある。
1959年、関西の大都市圏の下町、貧困家庭で二人兄弟の末子として出生。中学3年生のとき父を病気で亡くし、少ない貯蓄も尽き、死別母子家庭として高校卒業まで生活保護受給。1981年、神戸市職員として採用。生活保護のケースワーカーとして20年間、児童相談所のケースワーカーとして10年間、主に福祉職場で勤務。2020年、神戸市を退職し現在に至る。
読んだ。
生活保護について広くもなくかつ古く浅い知識がひっくり返された。かなり細かい点まで、生活保護を受給するまで、してからのことが丁寧に書かれている。
ノウハウ本のようにみえるが、行間には、社会的弱者の立場にしっかり寄り添う姿勢が垣間見える。軽いタッチ書かれているが、著者の生きてきた道筋は決して軽くはなさそうだ。
いい出会いとなった。
帰宅は22時に。
おそい帰宅が続いた今朝の散歩。
いつもの境川河畔はやめて、海軍道路方面へ。理由はただ1点、曇っているから。
こっちのコースはほとんど日陰がない。冬向きのコース。
上瀬谷小を越えて産直の森さんちへ。
料金箱の隣りに貼り紙がある。
「こんな硬貨はいれないでください」
わざわざ模造コインがセロテープで張り付けてある。
ゲーセンかなんかのコインのようだ。
丹精を込めて作った野菜と引き換えに模造コインを入れていく人が近所にいる。森さん、貼り紙をつくるのさえやりきれないだろうなと思う。
カボチャ4分の1、ゴーヤ、オクラ、トマト、シシトウ・・・すべて100円。500円硬貨を入れてくる。
帰途、高層団地の集会所でネコが4匹が並んで、えさを食べている。朝食の時間にときどきあたることがある。
近くにいたえさをやっている女性が「ちょっといいですか?」と話しかけてくる。
「この間から、保護ネコの活動に対してクラウドファウンディングをやってきたんですよ。そうしたら昨日で目標額が達成したんです。80万円ですけど、これでこの近くにシェルターを借りたりできるようになるんです」
とっても嬉しそうに話す女性だ。
Mさん「今お金もってないんですけど、すこしなら…」
女性「いえいえ、そういうことじゃなくて、私、目標が達成できたのがうれしくて、誰かに話したくて話したくて」
野良ネコを避妊や断種をさせて保護、えさやりや里親を探すなどの活動を続けているらしい。近くの一軒家を借りてすでに何匹か保護しているとか。
「この子たちももうすぐ保護できます」
黙々とえさを食べているネコの後ろ姿を見ながら、ニコニコと嬉しそうに話す女性。
こういう人の活動で地域に野良猫が増えずに済んでいる。
「掃除ぐらいならできるかもしれないな」とMさん。なんにでも積極的なMさん。
「でも、ネコは臭いからなあ」と、クロネコを飼っていた時掃除すらしなかった私が言う。
気温25℃。ぽつんと雨が落ちてくる。
埼玉超過勤務訴訟の判決の言い渡し日。14時開廷だが、13時30分から傍聴券の抽選券が配布されるという。今週3度目の外出。珍しい。