子どもミュージカルを見た。本格的なステージに驚かされる。

5月4日、相模原市民会館。

青葉子どもミュージカル第12回公演を見に行く。

 

先日、ご近所のIさん(奥さんの方)が網戸のぐあいを見に来てくださったとき、一緒にお嬢さんがついてきた。公演のチラシを渡したかったようだ。

中一。最近ではこの年代の子どもに会うことはほとんどない。

小さな声で「チラシ渡した?」とお母さんに言う。年代だけでなくもともとシャイなのかもしれない。

日にちが合えば行きますと伝える。

毎日、ほとんど暇にしている。用事などない。

チケット2枚購入することに。

ピエロ人形の詩チラシ表面

 

相模原市民会館までナビだと14㎞。16号線をひたすらまっすぐ走・・・らない。すぐに渋滞。ふだんはよく渋滞するが、連休の真っただ中。乗用車やワゴンが多い。

 

1時間かかって到着。市役所の駐車場にクルマを停める。

 

休憩時間を入れて全編1時間45分。けっこうな長丁場。それに夜公演もある。

 

冠の「あおば」は、横浜市青葉区を中心に活動しているという意味で、参加している子どもたちは市内外から参加しているらしい。Iさんのお嬢さんも瀬谷区の中学校だ。

 

ホールは一部だけひと座席空け。全席1200人というから800人ほど入っているだろうか。

多くは子どもたちだが、わたしたちのような祖父母?と見受けられるような人たちも。

 

さて、ステージ。小1~高3までの男女が登場する。

 

驚くほど洗練されている。

歌はかなりうまい。

舞台のつくりは本格的。照明もいいし衣装が色彩豊か。音楽、音響などはプロの人たちがやっているのだろうか。

演出も行き届いていて、子どもたちの動きに全く破綻がない。

ダンスに歌にセリフにとかなり複雑な動きが必要とされるようだが、慌てる様子は全くなく余裕がある。暗転も鮮やか。

歌では時折、声が裏返るようなところはあったが、気にならない。

ひとつの舞台としてしっかり完結していて素晴らしかった。

難を言えば、脚本が古臭いというか、もう少し今風のものであれば、見ている子どもたちのほうも感情移入しやすいのではと思った。

なぜ人形ピエロなのか、私は最後まで分からなかった。

 

配信チケットも販売されている。

カメラが数台入っていたから、編集をして配信するという。

ナマではわからない細かな動きは配信のほうがよく見えるのだろう。

 

これだけの講演をするには、費用もかなり掛かるだろうし、裏方の雑用を引き受ける親御さんたちのサポートは生半可なものじゃないと思う。

 

そうそう、シャイなIさんのお嬢さん。冒頭に恋人役で登場。堂々と歌いぶり。すばらしかった。

 

帰途は込まず。30分ほどで。