『なん・なんだ』・・・それはこっちのセリフ。

映画備忘録③

2月11日 あつぎのえいがかんkiki 2本目。

『なん・なんだ』(2021年製作/107分/G/日本/脚本:中山太/監督:山崎晋平/出演:下元史郎 烏丸せつこ/2022年1月15日公開)

 

「痛くない死に方」の下元史朗と、ドラマ「スカーレット」の烏丸せつこが夫婦役を演じ、40年連れ添った2人が、これまでの人生や今後の生き方について真剣に向き合う姿を描いたドラマ。監督は「テイクオーバーゾーン」の山嵜晋平。結婚から40年を目前にした三郎と美智子。ある日、文学講座に出かけた美智子が交通事故に遭い、昏睡状態となってしまう。突然のことに途方に暮れる三郎が、美智子の趣味だったカメラに残されたフィルムを現像すると、そこにはまったく見知らぬ男の姿が映っていた。困惑した三郎は娘の知美とともに、写真の男を探しに旅を始める。三郎役を下元、美智子役を烏丸がそれぞれ演じるほか、娘の知美役を「岬の兄妹」の和田光沙が演じる。

 

   

 

これもまた雑な映画。なんなんだ?とはこっちのセリフ。

だいたいこの夫婦、どこに住んでいるんだ?

京都で妻が事故に遭った!あわてて妻のところに走る走る走る…サンダルはいて。

タクシーに乗る。突然、京都。

妻は意識のないまま眠り続けている。

妻のカメラを現像する。中に知らない男の写真。浮気か?

 

娘と妻の実家の奈良に行く。

そこから妻の若いころからの恋愛遍歴が…。

実家の近くの大工。殴りかかる。

近くの医院の院長。

また殴りかかる。

浮気の相手はこの院長。

 

娘の浮気の話が挿入される。

 

突然、夫が倒れる。なぜか奈良の病院に入院する。

レビー小体型認知症だって。

 

テーマは?なんて言いたくないけど、撮りながら次どうする?って感じ。泥棒捕まえてから縄をなうような杜撰さ。

 

製作は寺脇研。制作の仕事がどんなものか全く知らないが、せめて脚本くらい事前に読むだろうに。これでクランクインとなるのがわからない。

印象は『子どもたちをよろしく』に近い。

『火口のふたり』もプロデュースしているから、当たりはずれが多いということか。

烏丸せつこひとり自分のリズムで演技をしているように見えた。

 

今年は年初から6本みなはずれ。

家で見た8本のうち①リンダ!リンダ!リンダ! ②トトと二人の姉 ③軍旗はためく下に ④テロライブの4本、がよかった。 

 

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