濡れてるあの子 こうもりへ 誘ってあげようと 待っている 声かけよう 声かけよう だまってみてる僕

つい3日前まで、寝るとき窓を開けていた。

朝の散歩のときの気温も、20℃~22℃だった。まるで9月半ば?

それがおとといから急に気温が下がった。今朝は12℃。一日で急転、一気に10度ほども下がったことになる。

これで平年並み。

 

今朝は出がけから雨。強い風が吹いていなければ、雨でも傘をさして散歩に出かける。

歩いている間止むことはなかったけれども、本降りとまでは言えない程度の雨。

少しだけ濡れて1時間で戻ってくる。

 

午前中に二人で横浜市のがん検診に近くのクリニックへ。

大腸がんと前立腺がんの検査。

肺や心臓、胃の検査は昨年からさんざんやっている。

 

受け付けの下のポスターにインフルエンザのワクチン接種のお知らせを見つける。

きょうでもできるのかと看護師に尋ねると、できるという。

費用は2300円とある。安くなったねなどと話していたら、横浜市は65歳以上の高齢者は10月中であればこの値段なのだそうだ。

市報に書いてあったのだろうけれど、読んでいなかった。

さっそく申し込む。

3枚の申し込み用紙を書く。老眼鏡を忘れた。ぞんざいな字になる。

 

待合室は換気のために窓が開いている。あと少しで二十四節季では霜降。寒い。

 

帰りのクルマの中のラジオで坂本九の「明日があるさ」がかかる。

こうもりだって!とMさん。

 

いつもの駅でいつも会う

セーラー服のおさげ髪

もう来る頃もう来る頃

きょうも待ちぼうけ

 

濡れてるあの子こうもりへ

誘ってあげようと待っている

声かけよう声かけよう

だまってみてる僕

 

こうもり傘という言葉は今ではもう死語。

「こうもり忘れちゃった」では若い世代には通じない。

 

この言葉、幕末にイギリスから持ち込まれた傘が、開いた形がコウモリ

に似ていることから明治初年に命名されたとネットにある。

こうもりをさした武士が攘夷派に襲われたこともあったそうだ。

傘といえば竹のさんに油紙を張った番傘が主流だった時代。

小さい頃、うちにもあった。

いつからこうもりになり、傘になったのだろうか。

 

明日があるさ」が発表されたのは1963年。青島幸男作詞中村八大作曲。

 

60年経つと物は同じでも呼び方はめっちゃ変わる。めっちゃ?

 

f:id:keisuke42001:20211019134436j:plain