『ゾッキ』(2020年製作/113分/日本/原作:大橋裕之/監督:斎藤工 山田孝之 竹中直人/出演:国村隼 吉岡里帆 満島真之介 ピエール瀧 竹原ピストル 松田龍平ほか/2021年4月公開)

 

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つばめ(Mさん撮影)どこ?

映画備忘録の続き。

 

『ゾッキ』(2020年製作/113分/日本/原作:大橋裕之/監督:斎藤工 山田孝之 竹中直人/出演:国村隼 吉岡里帆 満島真之介 ピエール瀧 竹原ピストル 松田龍平ほか/2021年4月公開 

 

俳優の竹中直人山田孝之、齊藤工が3人で共同監督を務め、漫画家・大橋裕之の初期作品集「ゾッキA」「ゾッキB」を実写映画化したヒューマンコメディ。舞台演出家・劇作家の倉持裕が脚本を手がけ、約30本の短編が収録された原作コミックから複数のエピソードを織り交ぜて構成。原作者・大橋の生まれ故郷である愛知県蒲郡市でロケを敢行し、ある特別な秘密を抱える人々が織りなす日常と、彼らに訪れる少し不思議な奇跡を描く。吉岡里帆鈴木福満島真之介松田龍平國村隼ら多彩なキャストが個性豊かな登場人物たちを演じる。シンガーソングライターのCharaが自身のキャリア初となる音楽監督を務め、息子HIMIとの共同制作・初デュエットで主題歌を担当。本作の制作から公開までの舞台裏を追ったドキュメンタリー「裏ゾッキ」も同時期に公開。

 

つくっているほうは楽しいのだろうな。

見ているほうは退屈。これだけ役者をそろえながら「クスッ」という笑いは時々あっても、あとはなんだかなあである。

そういえば斎藤工が監督したという『blank13』(2018年)という映画も同じ雰囲気。暗い映画館でとりあえず無理やりにでもスクリーンに引き込まれる、それがないと映画は始まらない。御託はいらない。

入場の時に「ゾッキをご覧になるお客様にプレゼントです」と手渡されたパンフレット。映画のパンフレットならば800円ぐらいする仕様。

表紙に『別冊裏ゾッキ』とあって「『ゾッキ』の裏方と『ビームス』が見つけた蒲郡のいいところ」と書いてある。観光宣伝パンフレット。

 

これがよくできている。写真も文章もデザインもかなりいい。蒲郡には2度ばかり行ったことがあるが、これを眺めているとまた行きたくなった。旅情を誘われるって感じかな。

 

映画『裏ゾッキ』はみない。