横浜市ワクチン接種計画見直し。何度も言うが、90万人(8割でも72万人)の人たちに確実にワクチン接種を促すには、緻密で確実な計画が必要なのは中学生でもわかること。

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毎日目に見えて成長する大葉


入梅したような天気。今朝は朝から強風が吹いている。雨まじりである。

ニュースでは関西から東海が平年より21日早い梅雨入りを報じている。

 

ワクチン。東京、大阪の大規模接種会場の予約が始まっている。

政権、官僚だけでなく地元政治家も含めての「ワクチン急げ」の大合唱。何とかして高齢者の感染を防ぎたい、のではなく、何としてでもオリンピックを開催し、選挙に勝ちたい、ということだ。

 

横浜市はワクチン接種計画を見直す。

文句ばかり言っているようだが、4月に始まったばかりのものを5月半ばに見直すって、当初の計画がどれほど杜撰だったかを自ら表明しているようなもの。

何度も言うが、90万人(8割でも72万人)の人たちに確実にワクチン接種を促すには、緻密で確実な計画が必要なのは中学生でもわかること。

 

それができていないのが横浜市

自治体よりも多くのリスクを抱える自治体なのだから、今頃になって「見直し」なんて言わないでほしい。

 

今日から65歳~70歳の高齢者に接種券が発送される。

大規模接種会場もまだ決まっておらず、医療従事者の補充もできていない。

 

個別接種を確実にやるべきだと思う。いつも通っている医院でならばキャパは知れている。ワクチンの発送が煩雑にはなるが、高齢者にとってはそれが一番助かる。あとは一人で動けない、移動できない高齢者の対策。これも区役所、福祉事務所、民生委員が動けばなんとなるのではないか。

いたずらに大規模で一斉に、と考えるより、より安全に確実にを優先すべきだと思う。

 

全国各地から「ワクチン、終わりました」の報が届く。

いまやワクチン格差、ワクチン差別の様相。

 

いやいや接種はしない、という人もいる。

私も悩むところなのだが、私の場合かかりつけ医は「やるべき」との意見。

接種券が届いてからの判断か。

 

先日、『藁をもつかむ獣たち』という韓国映画を見てきたことは書いた。

原作が曽根圭介という日本人作家。どんでん返しの連続。読んだことのない作家だからと、1冊購入。すでに50冊近いサスペンスを敢行しているベテラン作家。

選んだのは『黒い波紋』(2017年)。

一気読み。面白かった。プロットが巧みでどんでん返しがうまく仕組まれいて引き込まれた。大衆うけするように工夫されている。この倍ぐらいの分量で細部を書き込んでもらえるともっと楽しめそうだ。

入院用に購入した『傷痕のメッセージ』(知念実希人 2021年)は途中で少し飽きてしまった。

読んだことのある作家より読んだことのない作家のほうがはるかに多い。

「読まずに死ねるか」という読書コラムがあったが、生き死によりこれだけ知らない作家がたくさん書いているんだとため息が出る。どうせどうせ残り時間はあとわずか。

読まずにすねるか(笑)である。