汚染水・コロナ・教師のバトン

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Mさんの手づくりマスク各種


今朝、横浜のはずれは9℃。東京は6℃。

肌寒いけれど、昨日の雨も上がってさわやかな朝だ。

 

歩いていると花々が目に入る。知っているものを挙げてみると、サツキ、ハナミズキモッコウバラツツジ・・・。藤の花の鉢を並べているおたくも。

 

集団登校する子どもたちの長蛇の列とすれ違う。

Mさん「子どもたちってこんなつまらない顔して学校に行ってたって?」

一本道のせいか、話し声も聞こえない。皆うつむき加減。勝手に走り出す子もいない。歩道が狭いから2列並ぶのが精いっぱい。

辻々には保護者の姿。おとなのおおきなあいさつの声が響く。子どもたちは「ううっ」とうめくようなあいさつ。気持ちはわかる。 起きたばかり、まだ眠いのかもしれない。

集団下校はない。午後3時ごろすれ違う子どもたちは、結構バラバラ。走り出す子もいるし、お喋りに夢中になっているグループなどさまざま。きのうは、体操着の袋?をけりながら歩いている女の子をクルマのなっから目撃した。

 

汚染水の海洋放出が閣議決定されたという。もう仕方がないだろうという雰囲気づくり。理屈や逃げ道もちゃんとつくっておいての仕儀だ。

方法は十分に検討した、もうこれしかない、時間がないんだ、大丈夫安全だ・・・。

信じられない。

10年、汚染水を集め続け、廃炉に何十年かかるかもわかららない代物だ。10年かかって実害も風評被害も跳ね返してきた漁業者たちの声を無視しての見切り発車はおかしい。きちんと話し合いをして了承を得てからやるという約束があったはずだ。

 

薄めれば無害化できる、中国も韓国もやっている・・・・。政治的とはいえ、その中国も韓国も反発している。中間貯蔵施設はどうなった?これもぎりぎりまでもっていく算段か。

 

ならば、東京湾相模湾に放出すればいい。菅を先頭に皆でそろって海水浴、とれた魚もしっかり食べてほしい。

 

かつて東京に原発を、という提起があった。同じことだ。

 

トリチウムゆるキャラ

いつも自分だけは別、自分だけは安全なところにいるからそういうふうに発想してしまう官僚たち。

 

原子力緊急事態宣言は解除されていない。

 

 

コロナも同じ。

神奈川も蔓延防止重点策を要請。じわじわとすでに第4波が来ている。

緊急事態宣言とまんぼうはどこが違うのか。口が裂けても緊急事態宣言とは言えない。

 

だって聖火リレーを始めたいから緊急事態宣言を解除したのだから。

 

大阪では府立学校での部活動中止、大学でのオンラインの要請。

変異ウイルスの増加は目に見えているのに、あちこちでオリンピックまで「あと100日」のイベントが報じられる。

 

 

コロナがなくてもオリンピックはいらない。

 

みんな知っている。

GOTOの二の舞。アクセルとブレーキを同時に踏んでいる。

 

フクシマややまゆり園で聖火リレーを始めたり、採火式をやったり。

人の気持ちにこんなに想像力がはたらかない国だったか。

 

教師のバトンも同じ

走りだしてもバトンを渡す人がいない。

受け取る人もいない。

そもそもこのリレーに誰もエントリーしない。

 

2020年4月、 業務量の適切な管理等に関する指針の策定

2021年4月、 一年単位の変形労働時間制の適用(休日のまとめ取り等)

 

給特法改正の2つの目玉。目は開かない。

 

そこで出てきたのが教師のバトン。

 

2021年1月の中教審答申を読んでみるといい。

society5.0⇒GIGAスクール構想にただただ寄り掛かった「令和の日本型教育」

 

文科省だけが悪いのか、という識者がいる。彼に言わせると

現場が自分で考えようとしないのが問題だ、と。

考え違い。

みな人のせいにしないでそれぞれの場所で知恵を出し合って頑張ろうよ。

違うと思う。権力構造は見えない忖度の集積だ。

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蕎澤のそばがき