桜、出産、オンライン会議、『現代思想』4月号

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境川河畔のオオシマザクラ 

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桜の名所恩田川沿いの桜

 

陽気がいいので出歩く。上の写真は毎朝開花を観察していたオオシマザクラソメイヨシノより少し遅く咲いた。

 

下の写真は、自宅から5キロほど離れたところにある恩田川沿いの桜。場所は町田市。横浜線成瀬駅至近。

 

今朝は近くの桜の名所「海軍道路」を二人で歩いた。

直線3.5㎞の桜並木。壮観。両側が歩道になっていて、真ん中をクルマが通っている。渋滞するクルマの排気ガスと騒音が興ざめ。

 

恩田川の桜は2㎞ぐらいだろうか、川沿いに枝垂れる桜が延々と続く。まだ7分咲きぐらい。眺める人もやや少なく、心なしみなゆっくり歩いているように感じられた。

 

4月の最初の授業で、坂口安吾の『桜の森の満開の下』を朗読していたことがある。言葉も物語もそれほどわかりやすいわけでもない小説だが、なぜか生徒はこの話を好んだ。安吾の文章にリズムがあって、情景を思い浮かべやすい表現力のせいなのか、単に、寝ていられるということだったのかもしれないが。

 

映画は1975年。よく覚えている。岩下志麻若山富三郎。監督はもちろん篠田正浩伊佐山ひろ子西村晃が出ていた。

美しい女と山賊、人は桜の満開の下で狂気に包まれる、そして狂気のあとには何もなく、虚空には孤独だけがしんと。

今朝の新聞に桜の語源の一つは「咲麗(さくうら」だとあった。

奈良時代は、花と言えば梅だったのが、平安時代には桜が主流になったという。1000年も続いて、春には桜が愛でられてきたということだ。

 

 

アメリカに住むミシガン州に住む卒業生のSさんが出産したことをインスタグラムで知る。

ラインのやり取りはたまにしていたので、お祝いのメールを送る。

夫婦二人だけで外国で迎える出産は大変だったろうと想像していたのだが、Sさんのお母さんが来てらっしゃるとのこと。このコロナの時期に訪米は大変だったはず。

 

難産だったというが、母子ともに元気そう。最後はドクターや看護師が集まってきて、皆で「PUSH, PUSH」と励ましてくれたという。

 

「母が先生と呑みたいと言っています」

 

社交辞令であったとしても、こういう言葉はうれしい。

 

 

毎年2月に中華街で開いている「中澤晶子さんを囲む会」を、今日の午後オンラインで開く。

今のところ22人が出席を予定している。

使うソフトはGooglemeet。ホストは私。

 

友人のHさんの援助と指導を受けながらようやくここまで。

Googlemeetは、時間無制限、他から簡単に入れない、使い方が簡単だという。

必ずしもGoogleのアカウントをもっていなくても参加できるとあるが、どうも不安。そこで申し込みはGoogleのアカウントにすることにした。

 

申し込みのあった人に「招待状」を出す。

でも、遅れて申し込みをする人もいる。「追加」をすればいいのだが、あちこちのGooglemeetの説明を読んでも今ひとつピンとこない。私のレベルではネットの言葉で書かれてある方法を読みとれないのだ。

 

仕方がないので、いったん前の「招待状」を削除して、追加の人も含めて新たに「招待状」を出した。

二度手間。

 

今朝になってHさんから電話。簡単な方法が分かったという。

やってみる。かんたん。それもGoogleのアカウントをもっていない人でもOK。

感謝。Hさん、娘さんの手ほどきとのこと。

 

ネットで発信している人たち、わたしのようなICT音痴にもわかるような説明をしてもらいたいものだ。

 

16時から開会。いつもなら中華街・牡丹園の2階の広間にびっしりと坐ったところで、最初に中澤さんが30分ほど話す。

今年はどうなるか。うまくシステムが作動してくれるといいのだが。

 

 

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きょう発売とのこと。

内容は以下の通り。

www.seidosha.co.jp

2月。パソコンが壊れて3週間。その間に書いた。