服部桜太が改名!郷土の力士”勝南桜聡太”を応援している、のだが。

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一気に伸びてきたムスカリ

大相撲が始まると、朝刊の県版で「郷土力士星取表」を見る。青森や九州のように幕内や十両に名前を連ねているところとは違って、神奈川は人口は多いけれど力士はみな幕下以下。

初日、28名の一番下の指定席、序の口のところにあるはずの服部桜の名前がない。代わりに勝南桜聡太とある。引退か?と一瞬考えたが、勝南桜の出身地のところは茅ケ崎に。勝南?ははん、これは出身地茅ケ崎・湘南⇒勝南とかけた服部桜の改名ではないか?

日本相撲協会のHPで確認。やはりそうだ。何とか勝機を見出そうという彼なりの苦肉の策なのだろう。下の前も「太」から「聡太」に。将棋の藤井聡太からとったとそうだ。

しかし昨日までの5日間、関取ではないから相撲を取ったのは3日。全敗である。なかなか勝機は訪れない。

入門以来、彼の戦歴は33場所3勝220敗1休。99年生まれの22歳。180㌢82㌔。身長は私より4㎝ほど高いが、体重はほぼ同じ(笑)。現在、力士の平均体重は現在164㌔。勝南桜は平均体重の半分ほどでで戦っていることになる。

とはいえ、現在十両の炎鵬は体重こそ勝南桜より10㌔重いが、身長は169㎝の超小兵。先場所は幕内でなかなか勝てなかったが、今場所は連勝中。人気たるや同部屋の横綱白鵬に迫る。大型力士に立ち向かう必死さと技の多彩さが人気のもと。三段目まで落ちて現在十両まで上がってきた宇良も同じ。

大相撲は、体重差関係なしの無差別級のスポーツ。腕力や体重よりも、いかに相手の突き進むベクトルの方向を変えられるかの勝負。勝南桜に勝機がないわけではない。

現在の位置は、序の口東24枚目。番付に載っている650人の力士の中の下から2番目。昨日で86連敗。自分の記録89連敗を更新しそうな勢い?だ。道は遠い。

 

 

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