厳冬到来。誤解ばかりしている国民に対し、ガースー、真摯に反省だと。

今朝、冬到来を実感。

未明の4時ごろに2.3℃だった外の気温が、夜明け前の6時半過ぎに1.1℃に。

昨日は、横浜は東京より温かいと書いたが、あまり変わらないようだ。

 

ニュースを見ていたら、ガースーと銀座のステーキ屋で飯を食った王貞治氏とみのもんた氏がテレビに映っていた。

FNNプライムオンラインは、

 

「出席者は、福岡ソフトバンクホークスの王貞治会長、俳優の杉良太郎さん、さらに、政治評論家に、別室にいたというタレントのみのもんたさんら8人ほど。

メンバーの1人は、この会食は、忘年会だったと話している。

杉良太郎氏「きょうは、みんなで野球の話とか、そんな話をしただけ。忘年会」

王貞治氏「仕事とかなんかは関係なく、秋田の話とかそういうのをしていました」

みのもんた氏「二階さんも野球やってましたからね、野球の話で終始していました。(首相はマスク外さないよう呼びかけていたが?)さあ、僕よく見ていなかったから、そこまで見ていないからわからない」

と報じた。

マスクをして食事をしたのですか?と訊かれ、

 

みのもんた氏は嬉しそうに

 「そういう人がいたらぜひテレビに出てもらいたい」。

 笑ってしまった。ガースーと飯を食うような人にしては面白い答え。

 

二階幹事長は「マスクをしながら食事はできないだろう」

つまらない。何を開き直っているのか。政権与党の幹事長が、国民には「控えろ」と言っておきながら、自らルール破り。まずは「ごめんなさい」だろう。

 

 

飲食店は営業時間短縮、自粛要請にみな青息吐息の状態だが、ここ高級ステーキ店「銀座ひらやま」は活況を呈している。

しかしネットで店名が出ていたのはごくわずか。どうしてだろう。なぜださない?

 新聞の首相動静欄には店名が出ているのに。忖度?

 

普通に坐ってコースを頼めば4万円弱。酒を飲めば6万円近くにもなる店らしい(庶民が4000円の料理で忘年会をすると考えればいい。10倍すればこんなもの)。

 

こういう人たちが集まるお店はコロナ禍などお構いなく、時間内の営業でやっていける。

 

政界、財界には黙ってうちにじっとしていることが苦手な人ばかりいるのだ。

マグロと同じ、銀座や六本木を回遊していないと死んでしまうんじゃないか?半径5,6キロ圏内の高級〇〇店をスーツを着たマグロがを毎夜泳ぎ回っている。

 

 

さて、ガースーは朝も元気。毎朝のようにホテルで誰かと朝食を食べている。親戚がいるのか「ORIGGAMI」に、といった川柳があったが、ここと虎ノ門のホテルThe Okura Tokyo のレストランオーキッドでほぼ毎朝、だれかと朝食を食べている。

毎夜高級〇〇店をはしごして、朝には5~6000円もの朝食を毎日食べているとすると、気になるのは体調・・・いや支払いだ。

 

特別職の首相に勤務時間という概念は当てはまらない。早朝も深夜も仕事と言えば仕事になる。

一人でファミレスで食べていればプライベートということになるが、人に会えばすべて仕事。

朝食も夕食もみな使い放題の官房機密費から支出されているのだろうと推測する。

 領収証もいらない、開示の対象にもならない機密費。 

首相動静を見ると、ガースーは土日でも横浜のみなとみらいにあるタワーホテルの自宅に帰っていない。公邸とは書いてないから議員宿舎にいるようだ。よくわからない。そのぐらい総理という仕事は大変だということ?犬抱いてお茶飲んでくつろいでいる人もいたのに。それとも帰れない理由があるのか?

 

ドイツのメルケル首相はレストランでひとりで食事をすることがあるが、周囲は彼女に気付いてもことさらに声をかけたりしない、という記事を読んだことがある。日本ではありえない。

 

一人でいる、ことなどないのだ。何しろ回遊魚だから、いつも誰かと群れていないと死んでしまうから。

いやいや茶化してはいけない、総理大臣という大変な仕事だからこそ、たまには有名人と気がねなく野球談議でもして気晴らしをということか。

 

それでは男芸者じゃないかなんてけっして言われない品行方正な王氏は「仕事とかなんとかは関係なく…」と生真面目な答え。

大人の世界はそれも含めて仕事、かつてのサラリーマンはそう云った。ゴルフもマージャンも宴会もすべて仕事のうち。

経費で落とせば自腹は痛まぬ。

おんなじじゃん、ガースー。

数キロも離れていない公園では、職を失い、住むところもない人たちが寒空の下、路頭に迷っているのに・・・。

云うに事欠いていつものように

「国民の誤解を招くという意味では真摯に反省…」

コロナ禍の中、5人以上の会食には気をつけてと言っていた人が、7人で会食したというのがまぎれもない事実。

誰が誤解したのか。事実を正しく理解したからこそのガースー批判。

誰も誤解などしていない。過ちてはあらたむるに憚ることなかれと昔から言うではないか。アベ譲りの口先三寸内閣の首相には無理なことか。

今朝の新聞にあった昨日のガースーの動静。六本木の「ステーキそらしお」でフジテレビの会長、社長、五輪組織委員会の理事と食事。懲りない。

でも決まりを守って4人だけ!

毎夜毎夜、ステーキ店での食事会。鉄の胃袋。

ガースーには、けっしてコロナにかからない、あるいはたとえかかっても庶民には考えられない特別な医療が用意されているのだろうと勘繰りたくなる、厳冬到来の夕餉である。

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レストラン"ORIGAMI”の朝食のメニュー