コロナ禍は、日常の些末な楽しみも惜しみなく奪ってしまう。 一日も早い終息が訪れることを願うばかりだ。

f:id:keisuke42001:20201125122127j:plain

今年も取り寄せた信州・安曇野おぐらやま農場の自然農法のリンゴ。味、触感、まったく違う。


朝刊がビニール袋に入っていなかったから、雨が降り出したのは3時過ぎだろうか。

 

霧雨の中、散歩に出る。気温は10度前後だが、風があるせいかもっと低く感じる。

 

一昨日、サギとカワウの群れが一緒に動くのを見た。川の中の、餌になる魚が動くのだろうか。一か所にサギもカワウも合わせて100羽近くも降り立って水面に顔を突っ込む。カワウの方がアグレッシブ。何羽も同時に口元で銀燐が跳ねる。わずかな時間で場所を移動。またそこでひとしきり猟に励む。

 

昭和大学藤が丘病院の感染者数が断続的に新聞に載る。毎日それを拾って記録している。

11月6日   14名

11月7日      17名 

11月10日       19名

11月13日       25名

11月16日       32名

11月17日       35名

11月19日       44名

11月20日       45名

11月24日    46名

 

病院のHPには、標準予防策が徹底されており、接触者も特定されていることから、保健所との協議により診療制限はせずに、11月20日から29日の間、入院だけを制限するとのこと。

 

私が藤が丘病院を受診したのは10月28日。12月10日の精密検査を予約したのだが、直後にクラスターが発生。検査はキャンセルした。やはり簡単には収まらなかった。こうした状況下では病院職員の心労はかなりのものだろう。何人かの職員の方の顔が目に浮かぶ。

 

院内のコンビニやコーヒーショップは営業しているのだろうか。昨夏の私もそうだったが、軽症患者は意味もなく院内を散歩してコーヒーショップをのぞき、コンビニの中の雑誌コーナーや書籍棚を物色する、これだけでも入院中の無聊はことのほか慰められる。

 

コロナ禍は、日常の些末な楽しみも惜しみなく奪ってしまう。

 

一日も早い終息が訪れることを願うばかりだ。