普通の人が使う言葉で、普通の人の生活感覚で、出来ることとできないことをはっきりさせて、状況を少しでも良くするために自分は一歩前でともに闘うからと、自分の率直な思いを伝えるようなリーダーであれば、もう少しほんとうのことが、私たちにも見えてくるような気がするのだけれど。

14日に39県の緊急事態宣言が解除され、21日には大阪、兵庫、京都が解除された。

 

残るのは首都圏と北海道だが、どこもフライング寸前のような状況だ。

東京に比べ、神奈川の感染者の数が多くなっている。旭区、瀬谷区にさらに緑区での感染はみな院内感染。目にする病院名はみなよく知っているところ。

目に見えないウイルスとの闘いの厳しさは想像を超えるものがある。

 

次々に宣言が解除されていくが、10万人当たりの感染者数が指針となっている。

 

正直、素人にはまったく判断がつかない。

全て情報が開示されているわけでもないだろうし、専門家会議の委員の話を聴いていても、確信のようなものがあまり感じられない。

 

今はただ、「経済が回らない」からなんとか早く解除して少しでも…というところだ。

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はげしい咳が続いた。犬に多い僧帽弁閉鎖不全症との診断。手術できる施設は少ないし、すれば200万円もするのだとか。服薬で咳はほぼ止まった。が、餌に混ぜた薬を時々そっくり残すことも。食欲はある。自分の分を食べて、人間のものも欲しがる。

 

 

単に数字だけで考えるならば、たとえば2018年に日本でインフルエンザで亡くなった人は3325人。感染者の数は220万人(2018年から2019年)を超えている。

 

現在のコロナの感染者数と死者の数と比べるべくもなく、すごい数字だ。

 

感染者数に比して重篤化、死亡するケースが多いとも考えられるが、検査自体が少ない日本ではそれが当てはまるのかどうか。

 

いろいろな方がさまざまな観測を述べている。

ネットも含めてマスコミの情報の7,8割がコロナ関連となっている感のある昨今、正しく状況を把握して判断するということが、かえって難しくなっていると思う。

 

久しぶりに受診した主治医は、

情報がとっても多いし、高齢者はずっと在宅になっているから、気分的に滅入ってしまう人も多い、という。

テレビで話している「専門家」の話には「?」と感じることも多い、と。

 

 

ほんとうのところって、ほんとうにわからない。

 

 

検察庁法改正案を断念した安倍首相は「国民のみなさまのご理解なくして、前に進めていくことはできないと考える」。

よく云うよなあ、である。どの口で?

「フクシマはしっかりアンダーコントロールされている」と同じ口か。

「私が関与していたとするなら議員を辞める」も同じ口か。

 

国民の理解などなくても、オリンピックを強引に引っ張ってきて、県民投票で72%の反対も押し切り、辺野古新基地建設を続ける政権。

 

もういい、と多くの人が思っているのに変わらない政権。

 

普通の人が使う言葉で、普通の人の生活感覚で、出来ることとできないことをはっきりさせて、状況を少しでも良くするために自分は一歩前でともに闘うからと、自分の率直な思いを伝えるようなリーダーであれば、もう少しほんとうのことが、私たちにも見えてくるような気がするのだけれど。