「予期しない質問を恐れるような人が、予期できない事態を解決するために国民の先頭に立てるのか」松尾貴史

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葉っぱが小さいのでこれはサツキ。ネットから拝借しました。


今日、ヤフーとドワンゴが20時より「首相に質問!みんなが聞きたいコロナ対応に答える生放送」と称して安倍首相に質問する番組をやるそうだ。

 

質問を募集しているというが、あの会見を見ていると質問する意欲がそがれる。。

 

松尾貴史さんが、首相の記者会見に対し「予期しない質問を恐れるような人が、予期できない事態を解決するために国民の先頭に立てるのか」と。

 

まともすぎるど真ん中の剛速球。

多くの国の首脳は、演説ならまだしも、記者会見は素手で応えるのが普通。メルケル、ジョンソンはもちろん、中身はともかくトランプだって。

 

4日の会見で安倍首相が、手元の原稿を見て記者の質問に答える姿に松尾氏は「学校なら『カンニング』」と。

カンニングは試験前に勉強して来なかった自信のなさの表れ。

 

カンニングなんかしていない。ぼくはしっかり勉強をしてきた」

 

2013年12月14日の日経デジタルに次のような記事を発見。

【タイトル】首相、「プロンプター」初使用 透明パネルに文字映す  

 

安倍晋三首相は14日、日ASEAN特別首脳会議後の記者会見で、透明なパネルに文字を映し出すプロンプターを初めて使った。冒頭約9分間、演台前の左右に設置したプロンプターの原稿を見ながら、体も左右に動かし、視線を落とさずに、会議の成果を力説した。

ただ、その後の質疑応答では卓上の原稿を読み、目線を下に向ける場面もあった。首相は11月に首相官邸の記者会見室で約15分間、プロンプター数機種を試し、光の当たり具合などをチェックしていた。

 

ニュースを読む人が、カメラ目線で読み上げられる装置だ。

 

日々カンニングに励む人が、一方では桜も森友も検察定年もカンニングでうやむやにしようとしている。

 

だれも彼の言うことに本気で耳を貸そうとしなくなりつつある。

 

大阪の知事(この人は自信がないというよりひたすらエキセントリック)が、自粛解除の独自基準=大阪モデルを発表。

これを「出口戦略」と云ったら西村経済再生相は

「解除基準が知事の権限内で示されるのはいいことだ」としたうえで、「出口戦略」については「言い方は違う。緊急事態宣言からの出口戦略ということなら国が専門家の意見を聞いて考える話だ」と話を緊急事態とは切り離し、休業要請の話に矮小化。

 

面白くないのはわかる。

 

しかし、国が具体的な解除の道筋を示していないから、自治体がそれぞれの権限で動くのは当然。

 

主導権をとられたくないのはわかるけれど、相応のことができていない、遅れている、ことが問題。

 

東京都は休業協力金の積み増しを発表。単独店舗で50万円複数店舗で100万円を支給。2回目。

神奈川は10万円。税収の違いが如実に表れるが。

 

名前はどうあれ、いまお金をつぎ込まなければつぶれてしまう会社やお店がたくさんある。

 

そんな中で国はやっていることがどうもはっきりしない。

 

新型コロナウイルスの治療薬として近く承認される抗ウイルス薬レムデシビルは、日本への供給量が少なくなる恐れがあるとの報道。これに対し、厚生労働省

「分配を管理する」とのこと。

マスクと同じ轍を踏まなければいいが。

これも心配。

 

21日に31日以降の緊急事態宣言解除の可否を判断するとのこと。

 

明快で安全かつ具体的な判断基準を示してほしい。