所用で、年度をまたいで前橋へ。一泊。
2日間とも雨もよい。気温が低く、桜はどこも満開だが、人影はない。
昨夜、岡崎勝さんの2020年長期学校閉鎖に伴う緊急『お・は』組保護者会をyoutubeで見た。
国内だけでなく、ロサンゼルスの保護者ともオンラインでむすんで。
休校期間は週1回月曜日に録画配信をしているとのこと(通常は月に1回。岡崎さんのTwitterで見られる)。
ロスに住むシャンティさんは6歳(年長)と11歳(小五)の子どもの母親。
カリフォルニア州では、すでに3月20日ごろから州全域に外出禁止命令が出ているとのこと。
私立の学校は、オンライン授業をかなりみっちりとやっているらしいが、公立は8時30~と13時~の2回、1時間半ほどやっているとのこと。
それ以外は、課題が出されているが、課題をやらずにオンライン授業を受けて怒られている子が多いのだとか。
徹底した自宅待機、家族以外の人とは会わないので、やはりDVが増加しているとのこと。
子どもたちに1㍍80㌢のひもをもたせて、互いに紐をもちながら会話をするようにしているそうだ。
一番びっくりしたのは、外出禁止令が出ると銃砲店に人が殺到、銃は2時間で売り切れたのだとか。
銃が自由に買えるということよりも、自分で身を守るということに対して、日本人よりもはるかに敏感なことに驚かされる。
卒業生のSさん、結婚してミシガン州に住んでいる。
ミシガン州は、ニューヨーク州、ニュージャージー州に次いで感染者数が多い州ということで、3月18日から買い物や病院通い以外の外出が禁止されているとのこと。また、同居している家族以外と会ってはいけないとのこと。
レストランもモールもクローズで、学校は9月まで休校することが決まっているそうだ。
こちらもかなり厳しい様子。
昨日、安倍首相が、国内5000万世帯全部にマスクを2枚ずつ配布すると言っていた。
マスク2枚の原価と郵送料と事務作業費・・・。
首相も都知事も要請はするが、具体的な補償の話になると、歯切れが悪い。
萩生田文科相の休校問題も、自治体に下駄をあずけるやり方。それによって引き起こされる事態の責任も各自治体でね、ということだ。
よりによって、決定は首長によって、と付け加える。
教育行政の独立はどこへ。
ワイドショー、どこを見ても議論百出。
テレビ慣れした専門家。毎日、少しずつ云っていることが変わっていく。
当たらずと云えども遠からず、所詮、言説も消費。ひとことで済んでは商売にならない。
今どの段階なのか、ピークはいつなのか。安倍や小池から医療崩壊、ロックダウンなど危機を煽る言葉はどんどん出てくるが、「やっている」感はあっても、コロナ蔓延阻止に「賭けて」いる感は、安倍、小池ともに感じられない。言葉は景気が良いが、どこか本気度が感じられない。
1年遅れのオリンピックに安倍は「賭けた」と森喜朗が言っていたが、いったい何を賭けたのか。まるで自分の私物のように。
ひとのものを勝手に賭けるな、である。
フクシマはアンダーコントロール出来ていると、嘘をついてまでもってきたオリンピック。
私はそんなものにつき合いたくない。
平和の祭典?所詮、政治。
復興オリンピック?
聖火は2021年も福島からスタートするのか?
1964年東京オリンピックの聖火がギリシャから到着したのは、返還前の那覇だった。
内閣記者幹事の司会で、アベ首相の会見は始まった。
「ウイルスとの戦いで、さまざまな我慢をお願いしている首相として、国民との信頼を結びなおしたい。「モリカケ桜」を調査する第三者委員会を国会に置くべく、自民党総裁として等に指示をしました」
質問は記者の挙手が絶えるまで続いた。原稿なし、自分自身の言葉で首相は答えた。
◎
きょう「4月1日」ー。