18日(土)。前日から明け方雪になるとの予報。
4時にカーテンを開けてみるが、雨が降っているだけ。
東京・駒込で2016年からヒロシマ講座を続けている竹内良男さんに「本日の講座に参加を希望します」とメール。この講座は予約制。
竹内さんとはつい最近やりとりをするようになった。
竹内さんは埼玉の高校の教員。ヒロシマ修学旅行をきっかけに80年代からヒロシマに足を運ぶようになり、退職後も「被爆地から遠のくほど人々の意識も薄れる」と考え、東京で連続講座を始める。
2016年からの講師のラインアップはすごい。今までに100人以上の講師を呼び続けてきた。信じられないバイタリティーだ。
講師陣はちょっと拾い出して見ても(失礼)堀川惠子さん(作家)関千恵子さん(ジャーナリスト)高橋武智さん(わだつみの会)瀬口春義さん(東京新聞)岡村幸宣さん(丸木美術館)アーサーー・ビナード(作家)小出裕章さん(京大)市田真理さん(第五福竜丸)秋葉忠利さん(元広島市長)居森公照さん(居森清子さんのお連れ合い)等々。
関心のある方たちなら垂涎の?方々たちが並んでいる。
こうした講座を月に2度、時には3度も開催して5年目に。
今月は、今回(第95回)の小村公次さん(音楽評論家)の「戦没作曲・音楽学生の残した音楽」と次回25日(第96回)は藤井哲伸さんの「あの日の母との邂逅…被爆3日目の少女を追って」の2回。
それに加えて特別企画として「広島・旧陸軍被服支廠の保存を考える」として3回の特別講座を構える。
1月26日(日) 栗原俊雄さん(毎日新聞)
東海林次男さん(東京都歴史教育者協議会会長)
2月11日(日) 十菱駿武さん(戦争遺跡保存全国ネットワーク代表)
柴田優呼さん(アカデミックジャーナリスト)
広島からの報告
ここに2月分の連続講座
2月1日 (土) 田中正敬さん
(専修大学・関東大震災朝鮮人虐殺の国家責任を問う会事務局長)
「過去を否定し正当化する言説とその特徴」
2月19日(土) 辻野弥生さん(『福田村事件』の著者)『「福田村事件」を歩く」』
が入る。
これだけ見ても、刮目すべきスケジュールとその内容。
世の中にはすごい人がいるものだと驚いている。
もともと私は今日の永田浩三さんのお話を聞くべく、竹内さんに連絡をしたのだが、
どうしても19日は家にいなくてはならない用事が出来てしまい、せっかくのご縁だからと駒込まで出かけることにしたのだった。
明け方に降るはずだった雪は、午前中10時ごろからみぞれとなり、12時のバスに乗るため3,4分の道のりを歩く間にコートを白くするほどの雪となった。
(以下次回)
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