11月11日にグランベリーパークのプレオープンがあり、やじうま根性で見に行った。その時に「アド街ック天国ですが、取材よろしいですか」と声をかけられた話を、このブログにも書いた。
もちろんそのときは丁重にお断りしたのだが、その『アド街ック天国 南町田編』がおとといの12日に放送された。
自分が住んでいる街、というと「え?瀬谷じゃないんですか」といわれることがある。住所は横浜市瀬谷区であるから、最寄り駅も当然相鉄線の瀬谷駅と思われる。
「新宿、近くなりましたね」
と最近言われたことがあるが、相鉄線が新宿までつながっても、私の生活にはほとんど影響がない。
何度も書いているが、私が住んでいるのは横浜の西北のはずれ、境川をわたれば大和市、100㍍先の旧246号線は町田市である。
最寄駅は、南町田。生活圏は南町田の街なのである。
グランベリーパークがオープンしたゆえの「アド街ック天国」には違いないのだが、グランベリーパーク以外のものも紹介された。
何といっても、境川、である。3位だって。毎日のように川べりを歩いている身にとっては、こんなふうに紹介されるとちょっとけうれしい。
しかし、普段見かける種々の鳥たちが紹介されるはずもなく、紹介されたのは山梨県の道志川から保土ヶ谷区西谷の浄水場まで水を運ぶ水管橋。川幅20㍍ほどの境川をまたぐ4本の直径2㍍ほどの水道管である。
「ぶらっと遡上探索」から拝借
テレビで見ると、銀色に輝くなかなか立派なもの。
昨年はキャンプで女の子が行方不明になってよく名前が出た道志村(まだ女の子は見つかっていない。)だが、横浜市とのつながりは水が間をとりもって深いものがある。一時は道志村が飛び地として横浜市に編入するといった話もあったほどだ。
横浜市で配られるペットボトルの水の名前は「はまっ子どうし」。うまい!と声をかけたくなるネーミングである。
https://www.tv-tokyo.co.jp/adomachi/backnumber/20200111/
近所のスタントマンの会社も紹介された。
バス停からの帰り道、この倉庫のような建物のわきを通るのだが、つい中をのぞきたくなる。今回の放送で初めて中を見せてもらった。
2,3度入ったことのあるブーランジェリーカフェ?。Sというお店も紹介されていた。行かなくなって久しい店。どうしてここが?と思った。
そば屋が一軒。そばの里ときわ。義母が入院していた病院のすぐ近く。何度か入ったことがある。蕎麦もうまいが、雰囲気がシャキシャキ?していおらず、時間がゆったり流れているお店。よくぞこの店を選んでくれたもの。
ベスト20として、はたして南町田にそんなに紹介するところがあるのだろうか、と思いながら見ていたのだが、足りない分はグランベリーパークから。かなり無理すじもあったが、楽しめた。
それにしてもカルロス・ゴーンの騒ぎは実に面白い。みんなゴーンを悪く言う奴ばかりだが、おれだってゴーンほど悪知恵と金があったら同じことをするだろう。ミスタービーン主演のゴーン脱出劇を早くハリウッド映画で見たいものだ。
(筒井康隆 偽文士日碌1月13日から)
こういう作家の無責任にも見える発言が、ものごとの一面や人々の欲望をよりよく見せてくれる。
ワイドショーでは、「正義」を名乗る評論家が、ゴーン氏をくそみそに言っている。
やめ検の弁護士や国際弁護士?などが口々に、日本の司法制度はしっかりしたものだと云う。
有罪率99%はきちんとした捜査がなされているからだという。人質司法の根拠たる無法な拘留については語らない。
いつも思うのだが、不起訴とした場合、検察はなぜその理由を明らかにしないのか。
逮捕後、ダダ洩れするリーク情報は誰がどこから出しているのか。被疑者はそれに対して何の異議も申し立てられないのに、だ。
同じような視点でから同じ結論をもって話しているゲストたち。これは単なる世論操作。丁々発止の屁返しい議論があれば、視聴者は各々の判断の材料にできるのだが。
それにしても主役は、ミスタ―ビーン。ぴったし。
見かけは似ているけれど、金と権力に対する執着の強さを表現するのは並大抵のことではないだろう。