広島市の被爆体験伝承者養成事業、伝承者は「原発問題には触れるな」と広島市市民局 国際平和推進部 平和推進課 被爆体験継承担当。当事者性ということをどう考えるか。

    これは今朝、広島の中澤晶子さんから送られてきたもの。私のところは朝日新聞は取っていないので、この記事が全国版のものなのか地方版なのか分からない。もう読まれている方がいるかもしれないが、大事な記事だと思うので載せておく。

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すみません。画像を回転するすべを知りません。ご自分で回転させてください。

 広島市被爆体験伝承者養成事業は、被爆者である語り部の方々が年々少なくなっていく中、被爆の実相を後世に伝えるための事業として始められたものだ。


 原爆の実相を伝えるのが目的なのだから、さまざまな見解のある原発問題には触れるなと云うのが広島市の意向のようだ。

 原発にはいろいろな考え方がある、それよりも被爆者の残したものに寄り添って、ということだろうが、それほど単純なことのようには思えない。


 記事の中の伝承者の言葉にもあるように、被爆者の記憶をそのまま伝えるのならAV機器を充実させて、今まで記録してきたたくさんの録画・録音をそのまま視聴してもらえばよい。


 では、今このこの時代に生きる人々が「伝承する」ことの意味とは何だろうか。

 

 被爆者の一言一句を正確に伝えることが大一義とならないことは当然だ。

 大事なことは、被爆者だけでなく伝承者もまた歴史の中の「当事者」であると同時にこの時代を生きる「当事者」だということだ。

 

 彼らが日々感得する問題について、伝承と絡めて話をするのはごく自然なことだ。伝承することは、時に自分を語ることであるはずだ。

 

 原爆投下から73年余、今この時期に行政が伝承者を育てるということは、被爆の歴史の伝承をすすめるとともに、この時代に生きる伝承者の「今」も同時に受け入れ育てることだと思う。


 「いろいろな考えがある」として「いろいろな考え」を排除するやり方は今に始まったことではない。こうした発想には、いろいろな考えを排除したいと考えている者に対する忖度が含まれていることは言うまでもない。
 

 伝承者が「テープレコーダー」に留まらないように豊かな伝承を形成していくこと、それが豊かな想像力をもった行政の在り方ではないかと思う。広島市独特の市民局 国際平和推進部 平和推進課 被爆体験継承担当というという素晴らしい名前の部署が、かえって継承の道筋を狭めてしまうのは残念でならない。

 

 

 

 

9日のドイツでのデモについてミュラー・柴 勵子さんのレポートも寄せられました。そのまま転載します。

 

 

 

今日は3月11日、8回目の福島デーを迎えました。
私達SGD脱原発活動も7年目となりますが、日本の安倍政権下による、原発推進政策は海外輸出(ベトナム、英国、トルコ)こそ挫折しましたが、民意を顧みる事なく、一方的に進められいます。

福島デーに先駆け、3月9日の中間処理場のある Ahaus で行われた反原発デモには、SGDからは7人が、雨にも、突風にも、寒さにもマケズに参加してきました。

集会は駅前と市庁舎前の2箇所で行われましたが、福島の現状(原発事故は今もって収束されていないこと、小児の甲状腺癌の罹患率の上昇などを含め)報告もありました。又私達の垂れ幕や「FUKUSHIMA WARNT」のプラカードに気づいた仲間たちが、寄ってきて一緒に写真を撮り、励ましの言葉をかけてくれたり、SGDのシンボルであるひまわり(造花ながら結構よく出来ている)をわけて下さいという方があり、垂れ幕につけられたひまわりが、高々と共に行進する光景も嬉しいものでした。

地元での抗議集会に参加することによって、今後も共に脱原発をアピールしてゆきたいと願っています。


下記の報告(独語)と写真をご覧頂ければ幸いです。

ミュラー・柴 勵子(記)

 

– 9. März 2019 – Antiatom-Demo in Ahaus – Atommüüll-Zwischenlager dürfen keine Endloslager werden! –

– 1.400 Menschen demonstrierten in Ahaus –

Aus der Pressemitteilung des Demo-Trägerkreises «Atommüll-Zwischenlager dürfen keine Endloslager werden»

«Mit einem Demo-Zug durch die Ahauser Innenstadt und der Aufstellung von gelben X-en und schwarzen Fahnen am Zwischenlager Ahaus protestierten 1400 Menschen gegen die Zwischenlager-Politik der Bundesregierung und für einen sofortigen Atomausstieg.

Die Organisatoren der Demonstration fordern, geplante Castor-Transporte aus Garching und Jülich nach Ahaus zu stoppen und die Errichtung möglichst sicherer Zwischenlager an den beiden Standorten. Mit der Demonstration erinnerten sie außerdem an die Katastrophe von Fukushima, die vor 8 Jahren einmal mehr verdeutlich hat, dass die mit der Nutzung der Atomenergie verbundenen Risiken nicht beherrschbar sind. Neben solidarischen Grüßen an japanische AtomkraftgegnerInnen, drückten die DemonstrantInnen auch ihre Solidarität mit der russischen Umwelt-Organisation Ecodefense aus, deren Aktivist Vladimier Sliviak auf der Demo über jüngste russische Repressionen berichtete.

An der Demo beteiligten sich auch 80 Landwirte aus Ahaus und Umgebung mit ihren Traktoren.»

Bürgerinitiative „Kein Atommüll in Ahaus e.V.“ – https://www.bi-ahaus.de
.ausgestrahlt – gemeinsam gegen Atomenergie
Umweltinstitut München e.V.
Bundesverband Bürgerinitiativen Umweltschutz (BBU) e.V.
Aktionsbündnis Stop Westcastor
Aktionsbündnis Münsterland gegen Atomanlagen
Bund für Umwelt- und Naturschutz (BUND) e.V.
Bürger gegen Atomreaktor Garching e.V.

Fotoserien-Link: https://photos.app.goo.gl/oMpKbSs85ByrxmTT7

Copyright: Klaus Reinhard Müller © CC BY-SA 4.0

文章は、グーグル翻訳をつかうとなんとか大枠の意味はわかります。

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