2020-06-02から1日間の記事一覧

辺見庸『月』・・・主人公「わたし」あるいは「あたし」は、「きいちゃん」という「見えない」「動けない」「喋れない」いわゆる重度障がいをもつ女性。そして「あなたひとですか?」「ひとのこころ、ありますか?」と問うのが「さとくん」(きいちゃんが入所している施設の介護職員)。

辺見庸『月』の朗読、続いている。読者はらいとM さん。ともに熱心に?聴いてくれている。Mさんは夕食の準備をしながら、らいはうろうろしながらだが、それでも張り合いがあるものだ(笑)。 現在、17章まで。全部で37章だからようやく中間部に差し掛かると…